作曲:小長谷宗一
J.バーンズ(1949-)は吹奏楽曲を中心としたアメリカの作曲家で日本との関係が深く、1989年の初来日以降、多くの吹奏楽団の指導を行っています。 「詩的間奏曲」は、彼の代表作の一つです。 タイトル通り、詩を綴っているかのような流れる旋律が特徴。冒頭は金管楽器による荘厳な導入部で始まります。(※詳しくは演奏会パンフレットをPDFをご覧ください)
クロード・トーマス・スミスはアメリカの作曲家。 主題となっているルイ・ブルジョワの賛歌は「詩篇歌旧100番」という、有名で美しい曲です。曲中では前奏の細かく激しいパッセージの後、この美しい主題がバンド全体によって荘厳に奏でられます。 「変奏曲」とは主題とその主題が元となってリズム・拍子・旋律などが様々に形を変えて演奏されるものです。この美しい主題がどのように展開されるか・・・・お楽しみ頂ければと思います。(※詳しくは演奏会パンフレットをPDFをご覧ください)
作曲:W.ウォルトン/編曲:瀬尾宗利
作曲:鈴木英史
ヤマハ吹奏楽団の創立50周年を記念して2009年に作曲され、2010年1月にサントリーホールにて須川展也氏指揮によるヤマハ吹奏楽団で初演されました。 タイトルの“The rebirth”【復興】とは、ヤマハ吹奏楽団がたどった50年の歴史に思いを馳せつつ、未来の更なる飛躍への期待をイメージして銘々したものです。 曲は静かな序奏に始まりますが、この中に曲全体のモチーフが含まれており、後の曲中で様々展開されます。(※詳しくは演奏会パンフレットをPDFをご覧ください)
「全ての道はローマに通ず」 建築、美術の豪華絢爛な文化を誇る「永遠の都」ローマ。 音楽の色彩画家レスピーギもそんなローマをこよなく愛した一人でありました。 コインを後ろ向きに投げ入れる有名なトレヴィの泉や世界遺産ともなっているコロッセオ(闘技場)等、数々のローマの横顔を描いた「ローマの噴水」、「ローマの祭り」、そして今回演奏する「ローマの松」からなるローマ三部作が彼の代表作となっています。(※詳しくは演奏会パンフレットをPDFをご覧ください)
美しいメロディーとともに世界中で愛され、多くの人に歌われている「母」。「母」は1976年8月5日、婦人部の研修会の席上、池田名誉会長から発表されました。この歌は同研修会からさかのぼること5年、1971年10月4日の開催された関西婦人部総会で発表された名誉会長の長編詩「母」をもとに山本伸一の名で作詞されました。「母」は、婦人部結成25周年にあたる1976年の秋には、各方面で開催された25周年祝賀会で歌われ、婦人部の愛唱歌として全国に広がりました。全てのお母さんに感謝の思いを込めて演奏します。